告白 [映画]

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2009年本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラー小説を、『嫌われ松子の一生』や『パコと魔法の絵本』などでおなじみの中島哲也監督によって映画化。

物語は、松たか子演じる中学教師【森口】のホームルームで静かに語りだす衝撃シーンから始まります。

「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」

とにかく衝撃的な作品でした[あせあせ(飛び散る汗)]
開始5分ですっかり作品の世界に入り込んでしまい、
終わった後はなんとも言えない気持ちでしばらく席を立てませんでした。。。

中島監督と言えば、鮮やかでカラフルな映像が印象的な監督だったけど、
本作はというと全体的にグレーな映像ばかり。
でもそれが余計に作品の雰囲気にぴったりマッチしてます。

作品は、てっきり娘を殺された母親の復讐の話かと思いきや、
さまざまな登場人物の【告白】によって進んでいきます。
内容の残酷さに反して、キレイな映像とクラシック音楽が印象的。
衝撃的な内容なのに、しっかりとエンターテイメント作品に仕上がってるのがすごい!

それからなんといっても松たか子!
彼女の淡々とした演技には圧巻!感情的になるシーンはほとんどないのに
それが余計に不気味で怖いのなんの。。。。

ハリウッドからリメイクのオファーが殺到してるみたいだけど、
この日本独特の雰囲気をハリウッドで表現するのは難しいんじゃないかな~^^;

てか今時の中学生ってこんな感じなのかしら?
だとしたらほんと怖い。。。
この映画はR15なので中学生は見れないけど、是非現役中学生こそ観るべきなんじゃないかな。




・・・・・・・な~んてね・・。

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